聞いたことがない車名に何それ!?って思う人が多いじゃないでしょうか。
国内ではめったに見ることはなく、トラックメーカー「いすゞ」が使った乗用車というマニアックな車に僕は乗っています。さらにこの車はアメリカ製です。国産ブランドが米国で作った逆輸入車というモノです。米国市場をターゲットにした正統派SUVの剛健で男臭い雰囲気に一目惚れをして購入を決意しました。
乗り始めて感じたことは、「良くも悪くもやっぱりアメ車」。ボディーのつなぎ目はやたらとスカスカしているし、張力のない硬い鉄を使った外装パネルのせいかドアを閉めると「パシャッ」と立て付けの悪い音がします。そして簡素かつ十分なインテリア。
でも、コレがいいです!同クラスのSUVがアーバンスタイル志向になっていく中、ワイルドさを貫くエクステリアデザインが、また心をくすぐります。
それと、このウィザード(米国ではロデオという名前)の凄いところはこのエンジン!コモンレール式高圧燃料噴射システム採用のDOHCディーゼルターボエンジン、低燃費かつ黒煙を出さないクリーンディーゼルを10年以上前に作っていたんです。2tある車重を感じさせない加速と、どんな条件でもリッター10kmを下回ることのない低燃費はさすが「いすゞのディーゼル」といった感じです。
これからも「純正の質感」を活かしつつコツコツとカスタムしていこうと思います。なかなかパーツがないんだけどね・・・。
今年の春まで頑張ってくれたデリカ・スペースギア。
17万kmで逝きました。いままでありがとう!
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