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エコーバレーのアルペンスノーボーダーです。長野県白樺湖・蓼科の出来事、スノーボードの出来事、愛車の「いすゞウィザード」などなど・・・、日常を綴ってます☆

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 暖冬に終始した今シーズン、各地のスキー場が雪不足に悩まされているにもかかわらず、突き抜けるような晴天のなか雪質にも恵まれ最高のコンディションに彩られた長野県「車山高原スキー場」にて2月14~15日の両日に渡って第27回JSBA全日本スノーボード選手権関東地区大会が行われました。同スキーエリアは、翌3月に開催される第27回全日本スノーボード選手権(アルペン)の会場に既にノミネートされており、プレ本戦と呼ぶに相応しい熱気と興奮に渦巻いた会場は「強者」どもの吐息で息苦しいほどのモチベーションに包まれ、異様とも思える殺気に満ち溢れていました。
ゲートセットはDU/GSともPSAの重鎮プロでもあり、常にトップシーンを飾っている「翠川孝博」プロの手によるもので、初日午前9時から競技開始となったDUはインターバルに変化を持たせたスピード重視のセッティングに思えて、微妙な「落とし穴」が設けられた斜面変化で技術差が露になる「さすが!!老練…失礼」と感嘆させられるセッティング!! 
我が「LEGNA」軍団の先鋒は「ユース男子」出場の「堀越貴洋」選手。着実な滑走で3位に入賞、「全日本」出場第1番手を獲得しました。続く「シニア女子」では岩邊祐子選手が「優勝」の栄誉に輝き、続く「シニア2男子」では岩邊佳久選手(前述の祐子選手のご主人)が優勝の昨年から連続のアベックウィン!! さらに「シニア男子」でも五十嵐英行選手が昨年の3位入賞からジャンプアップして見事優勝の栄に輝き3名とも「全日本選手権」出場資格を取得。激戦が予想された「一般女子」部門に於いても清水孝恵選手が昨年に引き続いての連続優勝、フリースタイルでのエントリーの吉見翼選手が4位と健闘、工藤恵理子選手も6位にランクされ揃って「全日本選手権」への道を開きました。また、「一般男子」ではアフロキューバンボーイの上原薫生(タオ…クンセイとは読まないで!!)選手が8位に飛び込み、今シーズン、我がLEGNAチームに加わった堀田義明選手が10位、平岩健選手も15位、深山康樹選手が22位、木村寿人選手が26位にて「全日本」出場を確定させました。
 
かくして、巷で前々から有力視されていた選手が「全日本選手権」へのパスポートを手にするという偉業を成し遂げました。
 
さて、大会二日目は、スピードと自らのアイデンティティーが試されるジャイアントスラローム競技が前日同様に「翠川孝博」プロにより、急斜面から斜面変化を経て緩斜面に続く片流れのテクニカルコースに21(1本目)・22(2本目)旗門がインターバルが極めてタイトなテクニック重視のセッティングで埋め込まれ、難易度の高いコース設定となりました。加えて前日の暖かな陽に溶かしだされた雪が凍結したピステは硬くかつ荒れたコンディションとなり転倒、コースアウトが続出する中、チームLEGNAは持ち前のテクニックとアドレナリン噴出の「ぶっ飛びスピリッツ」で、まず「シニア女子」では岩邊祐子選手が準優勝、「シニア2男子」で岩邊佳久選手が前日のDUで負傷しているにもかかわらず気力の3位入賞、続く「シニア男子」では五十嵐英行選手が3位入賞。さらに強豪ひしめく「一般女子」部門に於いても工藤恵理子選手が4位、清水孝恵選手が7位と健闘、「一般男子」では堀田義明選手が5位入賞、平岩健選手も12位、田中浩二選手が13位、久保貴選手が15位、飯田義宏選手が23位にて「全日本選手権」への道きり開きました。こうして、「関東地区予選」で上々のスタートを切ったチームLEGNAは2週間の準備期間を経て平成21年3月3日・4日の両日、長野県「車山高原スキー場」において開催された「第27回全日本スノーボード選手権」大会に雪崩込みました。
 
大会前日まで春の気配さえ感じられる暖かな陽光と打って変わって当日は風が渦巻く「雪」。しかし、僅かな足がかりの雪が蹴散らされたバーンは鏡のようなアイスバーン。著名プロの前走者さえ受け入れず、暗雲が立ち込める信濃の地はこれから展開される大一番の波乱を予見させる不吉な空模様となりました。
「関東地区予選」に比してさらに難易度を増したバーンと、「キムトモ」こと関西の雄・木村智裕プロによるテクニック重視のポールセッティングは、コンクリートのようなバーンコンディションと相まってレース結果の予想混迷を招いていました。
出場選手の多くが悪戦苦闘するなか、デュアルスラロームの「シニア女子」で岩邊祐子選手が3位入勝、同じく「シニア2男子」で岩邊佳久選手が4位。また「一般女子」では工藤恵理子選手が7位。
続く翌4日開催のジャイアントスラロームでも「シニア女子」では岩邊祐子選手が準優勝、また「シニア2男子」で岩邊佳久選手がともに3位入賞。相次ぐ「鴛鴦入賞」にギャラリー全員の祝福の拍手が惜しみなく降り注がれました。さらに「シニア男子」では五十嵐英行選手が6位と健闘。「一般男子」では堀田義明選手が9位にと頑張って翌年の「全日本選手権」シードによる出場権を取得。
 
まれにみる不況が巷を闊歩している近年において、ウィンタースポーツ全体の衰退逓減、スキーエリアの経営破綻などの暗い世情を吹き飛ばして、我がチームLEGNAが例年に引き続く好成績を収め、アルペンスノーボード競技の普及推進の牽引者としての周知を得てその役割を実践し、もってチームメンバーの熱きスピリッツを啓蒙しえたのは、チームを支え裏方に徹してコンマ一秒、100分の一秒のために労を惜しまないスタッフの方々の絶え間ない努力の賜物であり、スタッフと選手のメンバー全員が一丸となって明日にむかって突き進む「LEGNA魂」の結実を再認識したシーズンであったことを最後にご報告してレポートを閉じさせていただきます。 
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TEAM「LEGNA」の皆さん
見よ、この表彰の数!!
本当にお疲れまでした★
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LEGNA サポートチーム

オレンジのMAMMUTウェアで目立ってます★
関東大会当日は、日本ナショナルメンバーの深見選手もサポートに来てくれました★











 
 
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◎ プロフィール
HN:
秋山浩範(あきやまひろのり) O型
性別:
男性
自己紹介:
夏は避暑地!
冬はウィンタースポーツ!
信州蓼科・白樺高原、女神湖のほとりでロッジ「蓼科メドウズ・スポーツドミトリー」を営んでおります。リーズナブルな宿泊代金と地元食材を生かした料理が自慢のロッジです。白樺湖・蓼科にお越しの際は是非ご利用下さい★

JSBA公認プロスノーボーダー
12/13 Pro tour ranking14位(AL)
06/07 JSBA日本ランキング7位でPSA-ASIAプロスノーボーダーへ昇進。プロツアー/FISレース参戦中なう。白樺湖エリアを中心にトレーニングをしています。ホームゲレンデはエコーバレースキー場。ゲレンデで見かけましたら、気軽にお声掛けください!
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