エコーバレーのアルペンスノーボーダーです。長野県白樺湖・蓼科の出来事、スノーボードの出来事、愛車の「いすゞウィザード」などなど・・・、日常を綴ってます☆
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アルペンスノーボード競技には大きく分けてGS競技(ジャイアントスラローム)とSL競技(スラローム)と2種類の競技がありますが、僕は昔からSL競技が大の苦手でした。 今シーズンのPSAプロツアーでもGS競技のリザルトはコンスタントに10位台に入れるようになったものの、SLはイマイチ・・・。ツアーランキングはGS+SLの上位3大会で決まるのでSL競技の順位が合わさると一気に順位が落ちてしまうことに頭を悩ませました。もちろん、GSもまだまだ練習や経験が足りないのでソコソコな順位な訳で、これからもっと練習していかなければいけません。 目に見えて苦手だったSLを克服すべく、今シーズンの終盤はひたすらスラ、スラ、スラ、スラロームの練習をしました。 練習を始めた頃の滑りです↓ 危なっ!!(笑)全てのターンをを使うカーブでつなげ、ラインが落とされれば板を強く踏んで無理やりパワースライドさせて方向を変える。チャレンジャーな滑りですね・・・。これではいつ何処に飛んでいってしまうかわからない滑りです。 今シーズンから使い始めたハンマーヘッド+メタルシート搭載のボード。確かに捕らえが早く、グリップ力は非常に強いので、乗っていて安心感がありますが、ターンを引っ張ると雪面に板が引っかかり減速感がたっぷりでした。物理的に考えてみても「グリップ力が強い=減速」ということは当然で、フリーランで気持ちよく滑っていても谷回りの始動が遅いと横走りをしてしまい、実はターンスピードは遅かったりします。また、下踏みに板が耐えてくれるので、何か変な錯覚に陥ります。 じゃあ、どうすればいい!? ってことで考えたのがこれでした↓ 上半身と下半身がチグハグですが、カッシーコーチとマヨPROに教えてもらったピポットターン(普通はノーズスライドっていうの??)。最初に板を振り方向を決めていくターンを覚えました。方向が早く決まるのでターンは短く動きはコンパクトになり、縦長な弧で落下していきます。これに加えてスライドも習得したお陰で滑りの幅が広がり、場面に応じて滑りを使い分けることができるようになりました。シーズン終盤はこの滑りが大分完成され完走率は飛躍的に向上し、カーブでつなげるターンよりも2秒近くタイムダイエットしました。 カーブは「ギューン、ギューン」 ピポットは「チャ、チャ」て感じで 来年はもうちょっと巧くなるかな!?いや、巧くならねば!! スノーボードって楽し~!! コレが出来るようになったらGSも速くなりました!!